御津医師会副会長 森脇 和久挨拶
"地域住民の健康、医療現場を守る"という大命題のもと、医師会関連、保健医療、新型インフルエンザ対策等の担当を仰せつかったこの一年でしたが、十分な仕事もできず、、会員の先生方には大変ご迷惑をおかけしました。
- 特定健診、保健指導について:: 昨年度から始まった制度で、現場では多少の戸惑いはありましたが、どうにか無事に実施できました。健診制度の良悪は別として、一番の目的であった保健指導の受診者が少なかった事が、今後の課題と思われます。今年度も事務的な手続き等、ご迷惑をかけないように実施していきたいと思います。
- 他医師会との連携について: 昨年度から開始した当医師会の夜間輪番制も、周辺医師会のご理解も得られ、順調に運営されています。 岡山市医師会連合会の一員として、他医師会との連携を緊密にし、あらゆる課題に積極的に取り組んでいきたいと思います。
- 新型インフルエンザ対策について:いつ発生してもおかしくない新型インフルエンザに対して、医師会として今何をしておくべきか。岡山大学の土居教授のご講演は非常にインパクトがありました。"地域住民の命を守り、自分の命を守り、生き延びること、死なないこと"その為には、食料を備蓄し、すべて電話で応対、対面診察はせず、薬は配達、通常飲んでいる薬はまとめて三か月分処方、ただひたすら篭城し、要請があれば玄関先での往診のみ。以上の様な内容でしたが、生き残るためのマニュアルを早急に作製し、地域住民、周辺医師会と協議しつつ同じ危機感を共有する必要があると思います。
- その他: レセプト再審査請求、レセプトオンライン化等の作業を、医師会でバックアップ出来るよう、事務的体制をととのえたいと思います。
此の度開設されたこのホームページを利用しつつ、会員の先生方に出来るだけ早く情報をお届けし、色々なご意見を頂きたいと思います。ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
御津医師会副会長
森脇 和久
投稿日時: 2009年04月27日 (3019 ヒット)