2021年1月 巻頭言

巻頭言

御津医師会長 中山堅吾

 明けましておめでとうございます。
 昨年はコロナに始まりコロナで終わった歴史的にも暗黒の一年でした。医師会としても行事はほとんどなく空白の一年でした。ただ、このため数か月というわずかな期間でonlineでの講演会やZoomでの会議が当たり前に行われるようになり、気づけばパソコンが苦手な私でさえパソコンの前に日々座っておりました。イベントもなく、懇親会や大した飲み会もなく、日々の診療をするだけの毎日でしたが、馴れれば診療後、家でビール片手にonlineで学術講演会を聞くのもありかなと思い始めた自分でもありました。馴れとは恐ろしいものです。今年も少なくとも前半は同様な年になりそうですが、早くワクチン等の治療が確立され、流通するのを願うだけでございます。
 コロナと言えば、PCR検査可能な医療機関が増え、御津医師会内では11月初めの時点で18医療機関が検査可能となっております。当医師会は67の医療機関がありますので、もう少しPCR検査可能な医療機関が増えてもよいのかなと思っております。宜しくお願い致します。
さて、最近“SDGs”なる言葉を聞くことがあると思います。Sustainable Development Goalsの略字で、「持続可能な開発目標」と訳すそうです。ESD(Education for Sustainable Development)と言う用語も最近よく耳にしますが、ESDとは「持続可能な社会づくりのための教育」を意味し、SDGsの概念に含められたような用語だと理解しております。
 SDGsには17項の持続開発目標がありますが、この中に我々が関係する開発目標として「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」があります。大きな意味でこれまで御津医師会の諸先生方が行ってきた種々事業もこれに該当すると思っています。具体的には連携デスク、有事医師派遣制度、フォーラムやシンポジウム等です。例えば有事医師派遣制度ですが、病気等で診療が出来なくなった医師に代わり、地区医師会員が診療するシステムです。診療所の医師だけのためではなく、その診療所を利用する地域の方々も助かり大変良いシステムだと思います。このように医師会員だけでなく地域の方々にとっても良い事業は、医師会役員が代わっても変わることなく続けていただきたいと思っております。良い事業はSDGs、すなわち“持続可能”でなくてはいけません。そう考えると、これまでの御津医師会の諸先生方が考えた事業は継続に値する事業が多く、大したものだと改めて感心致します。また、次の世代の医師会を担う先生方が新しい医師会の事業を始める時には、その事業がそのまた次の世代の医師会員や地域住民のためにとって持続可能な事業となる様に希望いたします。
 私もそろそろメッキが剥がれてきましたが、任期がもう一年半近く残っています。新型コロナウイルス感染症の対応も含め何とか頑張って行く所存でありますので、今年も何卒宜しくご協力の程お願い申し上げます。皆で集まり飲んで騒げる良い年になります様に。
 

投稿日時: 2021-01-01 09:00:00 (20 ヒット)


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