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地域包括ケア時代に向けて山本五十年先生講演会

日時 平成28年1月9日(土)15:00〜17:45
場所 岡山大学Jホール

参加

医師・在宅医療介護の従事者・病院関係者・施設関係者・行政・大学関係者等
                                             計94名 
(御津)駒越、大橋、津島、岡田、三谷、大森信、
    みつネット:成広、 連携室:森、 事務局:岡田


目的 地域包括ケア時代に向けて、
    わがまち岡山の救急医療体制について関係者が考え語り合う場をもち、共有し
    た状況や課題を踏まえ、今後の多職種協働によるシステム構築に繋げる。
 

■講演会
 テーマ 「地域包括ケアにおける救急医療と在宅医療のあり方について」
 講師  湘南真田クリニック院長 東海大学医学部客員准教授 山本五十年先生
 座長:岡山大学疫学・衛生学教室教授 土居 弘幸 先生
講演会では30年以上救急救命として活躍した経験をもとに山本先生より、高齢化社会の進展に伴い急性期病院の病床の確保はより困難になる。救急医療の維持には在宅医療の充実が鍵となる。と説明し「急性期医療と在宅医療は表裏一体でなければならない」「急性期医療と在宅医療は互いに受け皿となりうるようそれぞれの機能を活かした連携強化が重要」、同時に患者や家族の意思を尊重しながら救急搬送の必要性を判断する「在宅トリアージの必要性」を訴えた。

■グループ討議
テーマ:「緊急時対応・救急搬送を取り巻く現状について」
多職種が10グループに分かれ、それぞれの現場で生じている現状・課題を共有することができた。また初めてこの様な場に参加くださった方も多く担い手の掘り起しの機会ともなったと感じる。今後は更に、病院完結型の医療から、住み慣れた地域での暮らしに寄り添う 多機関共働の「生きる」「最後まで生き抜く」支援の充実と、それらのシステム構築に向けて対話を重ねる必要があると感じた。また検討に参加して下さった方々からそれぞれの職種・機関が持つ強みを活用したネットワーク構築の鍵となる情報を多数いただけたので、これから情報活用の在り方など検討の必要を感じた。
                                               (連携室)


 

投稿日時: 2016年02月24日 (828 ヒット)

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