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2012年9月 巻頭言

                                                                                 御津医師会副会長 鳥越 昇一郎
 厳しい残暑が続いておりますが、会員の皆様にはご健勝のこととお慶び申し上げます。
 8月5日県医師会臨時代議員会が衛生会館にて開催され、下伊福の土地に県医師会館を建設する案は否決されました。これにより岡山駅西口近くに移転することとなりました。私たち会員にとりまして誇れるような会館を建設して欲しいものです。
 8月28日には「どうすればスムースに退院調整ができるのか」というテーマの下に、カルチャーホテルにて北地域医療連携意見交換会が開かれました。大橋理事の挨拶の後、ワールドカフェ方式で急性期病院の医師 ケースワーカー 退院調整看護師 ケアマネージャー 薬剤師 保健所医師 市保健福祉担当者 医師会員etc. 多様な職種の方々による熱い話し合いの場となりました。時間となってもまだ続いているテーブルが幾つもみられました。
 ロンドンオリンピックでは日本選手の中でも女性の活躍が印象的でしたが、この会でも女性の発言に拝聴すべく重いものが多々ございました。
 団塊世代の高令化に伴い老齢人口の爆発的な増加が危惧されており、医療・介護の分野でも在宅での役割がクローズアップされています。森脇会長は、秋のシンポジウムに「看取り」をテーマに掲げておられます。日本の在宅での看取り12%に対しオランダのそれは31%と報告されています。この差を何とか縮めていかねばなりません。そのためには訪問看護ステーションetc. 他職種の方々とのtight な連携が必須と思われます。
 先月会長より今後の予定が紹介されております。会員の皆様にも多くの方々のご参加を頂きましてご指導・ご助言賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
 暑さも次第に和らぎましょうが、どうぞご自愛ください。

投稿日時: 2012-08-31 14:10:46 (816 ヒット)

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