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第12回みつネット全体会議

第12回みつネット全体会議

日時  平成27年12月3日(木)19:00〜
場所  岡山北商工会 会議室

参加者 

約35名
(御津医)大森信彦、駒越、 みつネット:成広、連携室:森、事務局:岡田

 

演題:地域ぐるみでの健康づくりに向けて〜介護予防の立場から〜
講師:岡山県立大学 情報工学部 教授 高戸仁郎先生

今回は、今後みつネットで新たに事業展開を検討している介護予防・プレメディカルという内容について、岡山県立大学 情報工学科 教授 高戸仁郎先生にご講演を頂いた。
講演に先立って、代表の大森信彦より「スポーツを介した、住民の健康増進プロジェクト案」と題して、現在みつネットで検討している、明海大学の杉浦雄策教授と岡山県立大学の高戸仁郎教授との共同研究についてお話し、みつネットでイメージしている内容について説明を行った。この内容については中・高校生やOSKなどを取り込んだもので、まだまだ検討の必要があるが、将来的には地域包括ケアの構築、介護予防・新総合支援事業にもリンクする可能性のある物と考えている。
高戸先生のお話は、「健康」の基礎から、今後高齢者に求められる役割について、また、高齢者の健康維持に「役割を持つこと」、「生きがいを持つこと」がいかに重要であるかを、先生が以前仙台を拠点に宮城で行っていた住民主体の介護予防活動のご紹介を交えながらお話頂いた。その中で、「やればできる」という自己効力感が高く、運動習慣のある人は体力を維持できるといったデータを紹介して頂いた。
新総合支援事業については今後岡山市から具体的な指標が示されるところではあるが、御津地区でどのような介護予防の取り組みが出来るか、またその取り組みに対しみつネットでどのような活動ができるか検討し、『健康度が高く安心安全なまち』にできるよう活動していきたい。
(みつネット)

投稿日時: 2016年01月25日 (941 ヒット)


健康市民おかやま21in中山「笑顔でひろがる健康寿命」

日 時 平成27年11月22日(日)10:00〜13:00
場 所 馬屋下小学校 体育館

参加者 

御津医師会、岡山市薬剤医師会、岡山市歯科医師会連合会御津支部、
岡山市北区地域包括支援センター、児童館、中山認定子ども園・緑保育園、
一宮公民館、中山学区愛育委員会、岡山県栄養士会岡山支部、
中山学区栄養改善協議会、その他中山会議役員(各町内会役員等)
(御津医師会)今井、 事務局:岡田、松尾

オープニング:馬屋下学区児童によるOKAYAMA市民体操
シールラリー:各ブースでクイズに挑戦
みんなでOKAYAMA市民体操:
講師 酒向治子(岡山大学大学院教育研究科保健体育講座准教授) 
朝食メニューのレシピ紹介と試食:中山学区栄養改善協議会

12のブースがそれぞれ健康増進等に関する展示やパンフレット等で健康増進に関
した啓蒙活動を実施した。6ブースがシールラリーのクイズを提供した。

御津医師会はシールラリーでは食品のカロリーに関する簡単なクイズを提供した。血
圧測定・酸素飽和度測定を実施した。健康相談・在宅医療相談に応じた。また夜間輪
番制度を紹介した。

多数の方が来場し盛況であった。
(今井)

投稿日時: 2016年01月08日 (902 ヒット)


急性期病院の機能を活かす多職種連携意見交換会

日 時:平成27年11月26日(木)18:30〜20:45
場 所:国立病院機構岡山医療センター 西館8階研修室

参加者:

急性期病院医師・看護師・在宅医師・医療介護の従事者 等
医療センター職員39名 在宅41名 
(御津)駒越、大橋、大守、森脇、宗盛、連携室:森、事務局:岡田


目 的:地域包括ケアシステム構築に向けて
内 容:・超急性期病院の機能を知る(医療・看護の特徴と在宅復帰への取り組みと課題)
・在宅支援体制の現状を知る(医学的知識の不足・介護力の不足など)
・急性期病院と在宅介護連携の課題・問題の共有 
・今後、急性期病院での医療・看護に活かせる情報連携に向けて。
■地域に顔の見える関係が広がり、医療と介護の連携も円滑に行えるようになった。しかし平均在院日数の短縮・疾病構造の複雑化・高齢世帯の増加等により一層の支援の多様化、効率化が期待されている。急速に進む高齢化に対応するため地域包括ケア構築が急務とされる中、この事を急性期病院・在宅関係者が協働で取り組むべき課題として捉える必要がある。しかし「他機関多職種との連携の窓口が地域連携室に限局の傾向」や「超急性期病院からの退院の際約2週間前に情報がほしい」と希望する在宅スタッフも存在する。今回は、お互いの機能を知り強みを引き出し繋げることが地域包括ケアシステム構築の鍵と考え、急性期看護と在宅介護・看護の連続性の在り方について意見交換を行おうと、地域連携室担当者や急性期看護師と在宅支援メンバーを対象に研修会を開催した。研修では先ず、岡山医療センター地域連携室退院調整・病床管理 前田由紀子師長より在宅スタッフに向けて「急性期病院における退院支援の現状」について、さらに御津医師会 駒越春樹会長からは、急性期病院看護師に向けて「在宅医療と看取りの現状から」というテーマでそれぞれにご講演を頂いた。その後 〜急性期病院と在宅介護お互いの機能を知り「私たちに出来ること・取り組むべきこと・伝えたいこと」〜というテーマでグループ討議を行った。日頃同じテーブルに付く機会のない急性期病院の看護師と在宅医師・在宅介護医療従事者が共に立場や機能を学び意見交換が実現できた。職種や所属も関係なく援助職者としてただ患者さんの為にという共通の想いのもと、素晴らしい意見が多数出された。今後も、患者さんを生活者として捉え、地域と急性期病院が絶え間なく支え見守る連携の在り方・見据えた医療・看護・介護の実現を目指して取り組んでゆきたいと感じた。                  
(連携室)

投稿日時: 2015年12月18日 (1050 ヒット)


第7回御津医師会「地域医療」学術シンポジュムを開催

日時  11月3日(火・祝)14:00〜16:00
場所  岡山市民病院岡山市地域ケア総合推進センター多目的ホール
テーマ リビングウィル〜これからの私たちの健康観〜

参加  

大学・医療・介護関係、岡山県・岡山市・地域住民等 
(御津)駒越、大橋、大守、江原、難波晃、森脇、鳥越、今井、近藤、吉武、
大森信彦、津島、難波経豊、山下、佐藤、山中、
連携室:森、事務局:岡田、松尾             計160名

 

総合司会  御津医師会副会長 大守規敬
司会  会長 駒越春樹、 副会長 大橋 基、 理事 森脇 和久    
開会の挨拶 御津医師会 会長  駒越 春樹
来賓の挨拶 岡山県医師会   会長 石川  紘 様
      岡山医療センター 院長 佐藤 利雄 様
      桃丘学区連合町  会長 松倉  基 様

1.短編映像 
2.救急医の立場から         岡山済生会総合病院 稲葉 基高
3.「リビングウィル」について     御津医師会副会長   大橋  基
4.会場の声
5.「健康観」について         御津医師会理事    森脇 和久
6.会場の声
7.「リビングウィル」記入時間 
8.会場の声
9.まとめ              御津医師会副会長  大橋  基 

閉会の挨拶 御津医師会 副会長    御津医師会副会長  江原 芳男

 開会の挨拶の後、「リビングウィル〜これからの私たちの健康観〜」というテーマでシンポジュムを行なった。
 まず、一般の方にわかりやすく理解していただくために御津医師会で制作した20分の映像ビデオを上映した。物語は、自宅で倒れ救急に運ばれた方の今後について家族に決断を迫るという内容。済生会病院救急の稲葉先生の脚本で、岡山医療センターと済生会病院には撮影場所の提供、またアマチュアの方に役者・ビデオ撮影・編集とそれぞれ得意分野のご協力をいただいて出来たものです。
 上映の後、救急医の立場として脚本担当の稲葉先生より「高齢の方で、救命することがこの人の幸せにつながるのか」といった悩み等を話していただいた。川崎病院救急教授の荻野先生からは、「急変しても、かかりつけ医に相談できれば救急を呼ばなくてもいい場合がある。」等のコメントをいただいた。
これらの導入部分を踏まえ、会場の声を拾っていった。「答えに迷った時に相談できる人が欲しい」との要望や、「延命措置後に自分の意思と違ったことがわかった時には意思通り対処してもらえるか」等の質問があった。措置後の希望については、日本の現状では非常にむつかしいとの回答があった。
 次に、健康かどうかの問いかけの後、「健康観」薬や治療をしていても日常の生活ができていると健康ではないか、という話をし、会場の声を拾った。
 「リビングウィル」記入時間を設け、冊子「おうちにかえろう」の「いざというときのために」の欄について、それぞれ考えてもらった。記入した感想や意見について会場の声を聞いた。「中山間地域でも充分生活できる環境を整えて欲しい」という要望や、退院する際、「24時間いつでも待っているから急変したら来て下さい」と言われたのに、いざ救急で行くと当番救急医から心無い言葉を浴びせられ傷ついたという会場の声が上がった。
 専門職からは、医師以外にも薬剤師・看護師等がおり、話しやすい方に相談してみて下さいとの声かけがあった。稲葉先生からは、「過剰な反応はしないで欲しい、回復する可能性があれば救命します。『どうしますか?』と尋ねたら考えてみて欲しい」と追加発言があった。
 「映画はほんの一例です。きっかけに過ぎません。考えて相談してみてください。」と締めくり、シンポジュムはほぼ定刻に終了した。

 

 

投稿日時: 2015年12月01日 (1054 ヒット)


「いきたひ」映画会&講演会を開催

日時 平成27年10月16日(金)19:00〜21:30
場所 国立病院機構岡山医療センター 西館8階研修室

参加

地域住民・医療介護の従事者 医療センター職員等 197名
(御津)駒越、塚本、大橋、大守、森脇、難波晃、山下、
連携室:森、事務局:岡田


内容 第一部 映画上映ドキュメンターリー映画
「いきたひ」 〜家族で看取る〜 上映会
第二部 弾き語り講演会  
講師 長谷川 ひろ子 氏  
■第一部 映画上映会
・看取り士 柴田久美子と長谷川監督のコメント。
・家族を抱いて看取った方々へのインタビュー。  
・ご主人を4人の子供たちとご自宅で看取り
 子供たちも父親の死に向き合う体験・想いなど映像にして紹介。
■第二部 弾き語り講演会
 生前・命日・寿命について、死の向こうには再び誕生が有る、死ぬ前は生前、死んだ日。命日、寿命は寿の命。年齢や状況に関係なく生き抜いたとするならは、死はかわいそうでも不幸なものでもない。
日本には清め塩で身を清めるという慣習がある。しかし亡くなった方より、煩悩にまみれて生きている人間の方かずっと怖くて汚いのではないか。 
死は悪しきものではない。人は生まれてすぐに抱かれ大切に育まれる。最期の時も抱かれて終わる。そうすれば、その際に大切な人から大切な人へと命のバトンは継承される。
今回、夜間の開催にも関わらず隣接する市町村や県外からの参加者もみられ、人生の在りを考えたり、ご自身や大切な方の終末期を考えたり、それぞれに関心の高まりではないかと感じた。
御津医師会では岡山県より事業委託を受けリビングウイルの啓発に取り組んできた。簡単に終末期の医療の有り方や延命治療についての希望を記す様式ではなく、「大切な命に向き合い、生きる」その延長線上にあるリビングウイルを広げてゆきたいと感じた。
                                               (連携室)  
 

投稿日時: 2015年11月16日 (895 ヒット)


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