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御津医師会講演会「スウェーデンの認知症高齢者ケア」

日時:2012年3月28日(水)13:00〜16:00
場所:岡山コンベンションセンター 3F
主催:御津医師会
後援:スウェーデン大使館
担当:塚本 眞言 副会長
参加:県内医療・福祉関係者等 150名
   (御津医師会:難波晃、森脇、塚本、駒越、大橋、鳥越、事務局・岡田)

 「認知症は病気である」、しかし「“認知症”と一括りにできない」ことを正しく理解し、それぞれの認知症にあったケアを行うためには何が大切であるかを学ぶため、スウェーデンで認知症に関する国の各種委員やアドバイザーを努める作業療法士、インゲ・ダーレンボルグ女史をお招きし、講演会を開催した。
 県内の医師、介護関係者等150名が出席し、熱心にメモを取りながら拝聴し活発な質疑応答もおこなわれた。
 高齢者福祉部門の到達目標は、?高齢者が安心して老後を迎え、自立して生活できること。?社会が高齢者に優れた医療とケアを提供しなければならないことである。
 なぜ、認知症診断を受けることが重要なのであろうか??認知症になるということは、本人とその家族にとって悲劇的な出来事である。?認知症は長期慢性の病気であり、機能障害を持ちながら十数年を生きる。?認知症の人はどのような症状が現れ、病状経過をたどるのか、病気について知ることができる。?診察することによって、正しい情報とケアを家族に提供することができる。
 認知症高齢者へ最高のケアをおこなうには、?通常の生活を維持するため個人を中心とした個別ケアをチームでおこなうこと。?サービス内容は個人個人の自立生活の手助けになるよう考えておこなうことの重要性が強調された。
                                                 (塚本)

投稿日時: 2012年05月02日 (1136 ヒット)

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