赤磐・北児島・御津 三医師会合同「有事医師派遣制度」調印式
日 時 6月2日(日)13:00〜14:30
場 所 岡山衛生会館6階役員室
参加者
岡山県医師会:丹羽会長、清水副会長・山崎副会長、木村専務理事、糸島理事・
中村理事・松山理事・神崎理事・江澤理事・山本博通理事・佐能理事
赤磐医師会 :櫻井和俊副会長・石原和泰副会長
北児島医師会:青景和英会長、中藤省治副会長・庵谷和夫副会長
御津医師会 :森脇会長、菅波理事・難波晃理事、事務局 岡田
その他 :則安野谷連合町内会長、森脇弁護士、山陽新聞、朝日新聞
6月2日(日)岡山衛生会館六階会議室において、丹羽国泰県医師会長はじめ多くの方々の立会いのもと、三医師会合同有事医師派遣制度の趣旨説明会および調印式を執り行いましたのでご報告いたします。
1.経緯ならびに趣旨
「見放さないその命、医療現場を守る地区医師会」のキャッチフレーズのもと、御津医師会では相互扶助の精神に則り、平成19年より「会員が、病気や事故で一時的に休診せざるを得なくなったとき、この会員の診療所に有志を代診医として派遣し、診療所継続と共に地区住民の医療も保障する」という有事医師派遣制度を立ち上げ運用してきました。この制度は、参加する会員が多いほど各々の負担が軽減され、より普及できるものと考え、他医師会との連携を模索してきました。このたび、赤磐、北児島両医師会の先生方との話し合いが実現、お互いこの制度の趣旨を理解し運用するための取り決めに調印する運びとなりました。
2.取り決め事項の要約
?代診医派遣は、まず要請のあった会員の所属する医師会内で行い、それが困難な
場合に、?に規定する「三医師会合同委員会」で協議する。
?三医師会は、この制度を円滑に運用するため、各医師会の会長及び担当副会長に
より構成された「有事医師派遣三医師会合同委員会」を設置する。代診医派遣の
要請があった場合は、合同委員会で協議し派遣の決定、代診医の選出をおこなう。
代診医派遣により発生するトラブルに関しては、三医師会が共同で責任を持って
対処する。
地域医療とは、地域住民の生活を支援し生命を守ることです。地域医療を担う医師会員の病気や不慮の事故等による休診で、その地域の医療の空白ができることは避けねばなりません。この有事医師派遣制度が、地域住民と地区医師会との信頼形成のため、他の地域でもますます発展していく事を希望します。 (森脇)
投稿日時: 2013年06月17日 (1244 ヒット)