御津医師会の沿革
当医師会は、第二次世界大戦前岡山市の北西隣りにあった御津郡を主体とする医師会であったが、昭和22年11月1日に戦後の新生医師会として設立された。
その後岡山市に編入された牧石村、大野村、今村、芳田村、白石村の各地区の会員は岡山市医師会に移り、旧一宮町、津高町、御津町、建部町、加茂川町の会員で構成された。当時会員は10数人から20数人ほどの小世帯で推移した。岡山市の政令市をめざした合併で、加賀郡吉備中央町になった加茂川町以外は全て岡山市に編入された。平成21年4月からは岡山市が政令指定都市になるのに伴い、北区に属すことになった。名称も初め御津郡医師会であったが、昔の名前を残しながら、郡の字を除いて御津医師会として現在に至っている。
会員数も、岡山市のベッドタウン化と共に急速に増え、基幹病院である行政法人国立病院機構岡山医療センター、岡山市立金川病院、福渡病院の勤務医の方にも参加いただき、平成20年度末現在90人となっている。
わが医師会は、創始以来「親睦と融和」をモットーとして地域医療に努めてきた。さらに最近は地域医療現場を守っていくために、町内会、介護・福祉関係、薬品関係、病院関係等との連携を、相互扶助の考えのもとにすすめている。
元医師会長 須藤和夫