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2017年9月巻頭言

 巻 頭 言
 
8月31日

御津医師会理事 木村  恵 
 
皆様、酷暑の中いかがお過ごしでしょうか?
今年も無事にお盆を迎えることができましたが、お墓掃除が年々堪えます。
それに比べて高校球児達。この暑さの中、真っ黒に日焼けした顔で一生懸命頑張っている姿を見ていると、どっちも頑張れと応援してしまいます。
さて、医師会誌の巻頭言の依頼を頂き、何を書けばいいのか考えました。巻頭言には相応しくない内容になってしまうかもしれませんが、今この時期は、やっぱりサッカーしかないと決めました。
 
来る8月31日は、サッカー日本代表2018ロシアワールドカップアジア最終予選、日本vsオーストラリア戦が行われます。代表選手発表も気になるところですが、何とか勝ってワールドカップ出場を決めてほしいところです。
私が初めてサッカーに興味を持ったのは高校生の頃、全国高校サッカーの試合をテレビで見てからです。

サッカーの雑誌まで買っていたのを覚えています。まだ日本リーグの時代です。
その後、徐々にサッカーが盛んになり、1993年Jリーグが開幕します。
開幕イベントで大きなサッカーボールの風船の中から真っ赤なスーツの三浦知良選手が登場したのが印象に残っています。この三浦知良選手がすごい人なんです。Jリーグ開幕前から時々見かけていたのですが、日本の若手選手がブラジルのチームに所属し、シーズンオフには帰国してメディアを利用して、国内でのサッカーに注目してもらえるようにと頑張っていました。

その後知った事ですが、彼は中学生の時に、言葉も話せないのに単身ブラジルに行く事を決心し、15歳で日本を離れました、サッカーが好きだと言う理由だけでです。
15歳の男の子がひとりで、簡単にできる事ではないと思います。その後8年もの間ブラジルのチームに所属。Jリーグ立ち上げを知り日本に戻り、ヴェルディ川崎に所属、Jリーグで活躍しました。

三浦知良選手、私服は派手だしビッグマウスなところもあるけれど、サッカーではラフプレイを一切しないし、悪意のあるチャージを受けても全く相手にしないで、必ず次のプレイに移る冷静さがあり、自分の発言には責任を持って叶えるために努力、自己管理を続け、プロに徹したすごい人です。
現在50歳、現役サッカー選手を務めています。ずっと応援します。

投稿日時: 2017-08-30 13:03:33 (727 ヒット)


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