2015年8月 巻頭言
御津医師会理事 吉武 晃
私事で恐縮ですが、昭和63年10月に開業して以来、御津医師会には長い間お世話になっております。開業当初の数か月間は患者さんも少なく先行き不安でしたが、徐々に患者さんも増えてきて安定するようになりました。
20年以上も開業していると小学生だった患者さんが、自分の子供を連れて受診することもあり、月日の流れを感じさせられます。当然、それだけ自分も年を重ねてきたということですが、医師会にはまだまだ元気でご活躍の先輩方がおられますのでそれを目標に頑張っていきたいと思います。
さて、これまでに開催を続けてこられた「御津医師会シンポジュム」は、地域住民との密な繋がりを示す画期的な事で本当に素晴らしいと思います。担当された先生方のご尽力の賜物と感謝の言葉もありません。そして今年度は高松・足守地区の先生方の合流に伴い理事の人数も増えましたので、今後の医師会活動がますます活発になっていく事が期待されます。私自身は医師会の理事として大した働きもせず恥ずかしい限りですが、会長や副会長の皆様は会議や委員会等の出席も多く大変ご苦労な事とお見受けします。微力ながら皆様の足を引っ張らないように協力していきたいと思っております。
ところで、理事会でも時々話題になるのが、総会に出席していただけない会員の先生方に、どうしたら医師会活動に参加してもらえるのかという事と理事会のメンバーが固定化していく事の弊害はどうなのかという事です。立候補者が少ないと、理事の人数を確保することが困難になりますので順番を決めて回り持ちにする方がいいという意見もありますが、会員の皆様のご意見を理事会に届けて頂きたいと思います。
投稿日時: 2015-07-31 09:31:25 (907 ヒット)