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2014年2月 巻頭言

                                                                                                      御津医師会 今井善朗 
 私達の御津医師会は、本年は昨年末(12月7日)に第一回岡山県医師会会長賞を受賞致しましたことを祝うことから始まりました。この賞の経緯については前号で森脇医師会長がお示し下さいましたように、我々の医師会が今まで実施してきた医師会活動が評価されたものでございます。即ち「夜間輪番制度、有事医師派遣制度、地域医療学術シンポジュム、在宅医療推進連携事業等」の活動を地区医師会として現実に実行してきたことを、県医師会に認めて頂き評価して頂いたということでございます。これらの御津医師会の活動は立案、企画するだけでも容易なことではありません。それを正に施行し、形に表現し続けていることが認められ評価されたということでございます。
 このように公に認められ評価されるような御津医師会の活動を、今から約6年前に提言し、現実に実行し運営していく方向付けを強いリーダーシップをもって確立なさいました菅波前医師会長には、改めてその先見性、企画力、実行力に医師会員の1人として深く敬意を表させて頂くものでございます。またこれらの活動はどれをとりましてもを継続し発展させることは容易なことではございません。活動を軌道に乗せて発展させ続けることに御尽力なされました難波前医師会長、そしてさらに御自身でも「地域、地域に明け暮れている。」とおっしゃっておられます森脇現医師会長、および会長を支え、活動を具現化することに尽力されました歴代の副会長、理事の諸先生方に、その志、御尽力に心より感謝と敬意を表させて頂くものでございます。
 医師会は営利集団でもなければ、医師の利権を守るためだけに在るものではありません。学術活動、医療・保健・福祉を推進するための活動、生命倫理に関する幅広い公益事業を行う組織でございます。「医師会としてどのような理念を持ち、何を目指し、何をなすべきなのか? 具体的に事業として何をどのように行うのか?」これは 医師会存在の中心的課題であります。我々の医師会はそれに対して1つの解を実際に提示したといえます。そしてそれを評価して頂いたということであります。実にすばらしいことです。
 一方、賞を頂いたということは、「これからもますます発展的に活動を継続し、成果を上げて下さい。」と強く期待されているということでもありましょう。今後我々の医師会が向かうべき方向は明らかであります。
 私個人と致しましては、医師会活動にいささかも貢献できていませんが、その活動の意義を理解し賛同しているところでございます。
 会員の皆様が医師会活動を支持し、御津医師会が益々発展することを期待致します。

投稿日時: 2014-01-30 18:14:17 (901 ヒット)


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