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2024年8月 巻頭言

巻頭言


御津医師会理事  大森 信彦


〜念願の院内訪看ステーション開設3か月〜

 

 2025年問題も、目と鼻の先に迫っている今年。金川病院に新しい仲間ができました。12年前の開設時からの念願であった、「敷地内訪問看護ステーション」の開設が実現したのです。診療報酬改定によって、今まで以上に、在宅医療へのバックアップ体制の充実が求められるようになりましたが、それが追い風となり、開所への機運が高まりました。
 『金川訪問看護さくら 看護協会』が正式名称。『みつ訪問看護ステーション看護協会』のサテライトステーションとして、当院1階外来フロアの一角にオフィスを構え、みつ訪看のナース1名がローテーションで常駐しています。
 この3か月の間に、当院内に様々なうれしい変化が起こりました。
(��    訪看との距離感が近くなった)
現在、当院が行っている訪問診療は、月に約30件ですが、日々の患者さんの変化について、『情報連絡シート』を用いて、訪看と共有するようになりました。これにより、対応を素早く行うことが可能となっています。在宅看取りも増えつつあり(R5年度は10件を超えました)、風通しのいい関係性は大変ありがたいと感じています。
(��    在宅をイメージした病棟ディスカッションができるようになった)
毎週火曜日の午後に、入院全患者さんについての病棟多職種カンファを行っていますが、そこに、訪看さくらのスタッフも参加して、意見を述べてくれています。在宅の現場の視点からの意見は、今まで以上に、入院中から在宅を意識した対応を病棟スタッフに促す良い刺激となっています。
(��    将来の人材育成への第一歩)
当院の看護スタッフは、全員、岡山医療センターで採用され当院に配置となった者であるため、訪問看護の経験を持ちません。しかし、将来のキャリアパスとして、訪看を視野に入れている人材も出てきており、みつ訪看との間で『看護職員出向・交流研修事業』を実施することが決定されました。今秋より、順次、人材派遣を行う予定です。将来的に、金川病院出身の訪看スタッフが誕生する可能性が出てきただけでなく、「訪看マインド」を持った、病棟スタッフが増えていくことは、当院の入院患者さんにとって大きなメリットとなることは間違いありません。大変楽しみです!
 
 金川病院の指定管理2クール目も後半戦に入ります。長期的な展望を持ちながら、日々の地域の人々の役に立つ、暖かく機動的な病院づくりに、エネルギーを傾注していきたいと考えています。
 

投稿日時: 2024-08-05 12:08:56 (404 ヒット)


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