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2010年9月 巻頭言

                                                       御津医師会会長 難波 晃
 今年は記録的な猛暑が続いております。御津医師会の先生方にはお変りはございませんか、お伺い申し上げます。この暑さのさなか、民主党代表選挙が行われようとしていますが、その一騎打ちの様相は、「世論」か「組織」か(8月28日毎日新聞)の勢力構図であり、煎じつめればやはり一政党内の勢力争いかという気もします。せっかくの政権交代もほとんど意味のないものになってしまうのでは…と懸念されます。さらにいくらか回復傾向だった景気もここにきて急激な円高となり、相変わらず先の見えない状態が続きます。
 御津医師会も新体制になり早いもので半年近くが経過しました。これまでの業務としては、インフルエンザ発熱外来訓練、地域医療学術シンポジュム等の開催があります。また菅波前会長のAMDA専任も一つのイベントに挙げられると思います。これらの業務を通して得られた最大の収穫は、地域住民の方々との連携、コンタクトだと考えております。今まで医療機関、ましてや医師会に対して、何の関心も持っていなかったであろう方々から、医師に対し(昔のように?)親しみを感じられるようになったとか、地域住民のためにいろいろ考えてくれていることがわかったとか、温かい言葉、励ましの言葉をいただいたことが何回かありました。地域の方々からこういう言葉を頂ける関係を少しでも築けたということは、我々御津医師会にとっては何物にも代えがたい財産であり、宝物だと思います。
 今後もこういった地域連携を保ちつつ医師会業務を進めていきたいと思っておりますが、目前に控えているものとしては六医師会合同理事会もあります。医師会業務としては、会員の先生方のご協力を得ずしてできるものは何もありません。今後ともご支援、ご指導宜しくお願いいたします。

投稿日時: 2010-08-31 16:12:10 (2237 ヒット)


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