トップ  >  巻頭言  >  15代会長 難波晃先生

2011年1月巻頭言

                                             御津医師会会長 難波 晃  

 新年明けましておめでとうございます。
 今年は新年早々ではありますが1月8日第2回御津医師会地域医療学術シンポジュムの開催が予定されています。第1回のシンポジュムでは御津医師会が現在掲げている9つすべてのプログラムを取り上げその進捗具合を報告しました。それぞれのプログラムに関し好評を博すことができましたが、一方我々主催者側としては終了後に、内容が多岐にわたりすぎたとか所要時間3時間とか色々な反省がありました。
 今回はテーマを「地域住民・病院・診療所等3者間の信頼形成を目指して」と題してひとつに絞りそれぞれの立場、機能について話し合い、お互いの理解を深めるということを主眼にしています。時間も約1時間半程度に凝縮し中身の濃いシンポジュムを考えております。地域の方々からは医療を受ける立場として、色々な不満、注文等自由にできるだけ多くの発言を得たいと思っておりますが、シンポジュムは結論を出すというより、お互いそういう話し合いをすること自体が目的であり、それにより少しでも信頼の形成に役立てることができればよいと考えております。さらにその後の1時間半、ご出席の方々とそのまま「御津医師会報告と感謝の夕べ」につながるという計画です。一年の初めの活気のある会にしたいと思っております。会員の先生方のご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
 昨年の一年間、御津医師会は地域医療に関し、第1回地域医療学術シンポジュムの開催をはじめ発熱外来の実地訓練、AED、BLS講習会の実施等一定の実績を上げることができました。今年も昨年中にあまり手のつけられなかったものでやらなければならない課題は多くあります。なかでも御津医師会の9つのプログラムのうち?認知症地域支援,?生活困窮者低額ないし無料診療プログラムに関しきちんとした結論を得たいと思っております。しかしこれら課題の実行もまた、医師会員の先生方お一人お一人に理解し、協力していただいてこそ本当に意味のあるものになります。本年一年間ご協力よろしくお願い申しあげます。

投稿日時: 2010-12-28 15:31:41 (2209 ヒット)


« 1 ... 12 13 14 (15) 16 17 18 ... 24 »

これまでの巻頭言




TOPへ

サイトマップ