北区在宅医療推進協議会(津高一宮ネット)

4月北地域在宅医療推進連絡協議会(津高・一宮ネット)   
     
日 時 平成25年4月11日
場 所 岡山中央病院2階セミナー室
出席者 計44名 
 御津医師会:深澤、清藤、森脇、大橋、駒越、原田
 地域連携室:成広、冨田、 事務局:岡田

岡山日赤病院でのデスカンファランスの紹介
日赤の緩和ケア科の渡辺先生にデスカンファランスの紹介をしていただきました。
急性期病院でありながら在宅への視点をもって患者さんの生活を考え、出しゃばらず
にサポートしておられる姿勢に感激しました。キュアを目指しながらある時点からケ
アが寄り添いながら並走し、重点がケアにシフトしながらその人にふさわしい最後ま
で支えるという、患者さん、家族を中心にした素晴らしい取り組みだと思いました。
このようなサポートがあれば、患者さん、そのご家族のみならず在宅医も活動範囲が
格段に広がり自信にもなり在宅医療、在宅看取りも拡大していくだろうと思いました。
きっかけはかかりつけ薬局の方との話から始まったとのこと、是非北のエリアでも始
めたいと思いました。

岡山医療センターの取り組み

御津医師会在宅医療連携拠点事業の紹介

意見交換
患者さんのLiving Willの確認のタイミング、確認に至る経緯、確認するコツなどに
ついて意見交換をしました。話せる人間関係ができているかどうかが最も大切である
ということは間違いないようです。日常的に最後はどうありたいかなど話し合えるよ
うになると在宅療養という選択肢も増えるのかなと思います。いくら事前指示を書い
ていても人の気持ちは揺れ動き変化していくものですから、いろいろな段階で確認し
ていくことが大切ですが、一度はリーフレットなどを参考に自分の最後の時までどう
生きるかについて考えていただくことは大切です。

 

5月北地域在宅医療推進協議会

日 時:平成25年5月9日(木) 19:30〜
場 所:岡山中央病院 2F セミナー室
参加者:計31名
 御津医師会:森脇、駒越、鳥越、大橋、深澤、利根、清藤、
 連携室:成広、冨田、事務局:岡田

岡山医療センター在宅医療に関するアンケート結果について
<アンケート結果報告>
<アンケート結果を受けて>
病院の医師と在宅医とが直接話ができる場をつくることが必要であると感じ、病院の医師にもっと在宅医療を知っていただく必要がある。理想としては前回の協議会に来ていただいた岡山日赤の様に、病院の医師が在宅患者のもとへ出てきてくれる環境が望ましい。
また病院から在宅へ返すタイミングについてはケアマネと病院のNs.やMSWとは相談できるが、医師と直接は難しい。しかし、タイミングが分からないとアンケートに回答しておられるところをみると、相談の場に出てきてもらってもいいのではないかと思う。

急性期病院での事例検討会に向けて
<事例検討会の開催について> 
<今後の岡山市の方針>
<自由討論>


6月北区在宅医療推進協議会

日時:平成25年6月20日(木) 19:30〜
場所:岡山中央病院 2F セミナー室
参加者:計28名
 御津医師会:森脇、駒越、大橋、深澤、利根、原田、清藤、
 連携室:成広、冨田、事務局:岡田

ITを利用した情報共有の紹介   (岡山大学 土居教授)
土居教授より平成21年に構築した「自宅医療介護支援システム」の紹介があった。
このITシステムはクラウド型で、自由なネットワークが作れること、I-phoneなどの有用なシステムが活用できること、また、全県域をカバーするようなシステムであること必要ではないかとの観点より構築されており、
・連携を推進
・服薬歴・看護・介護の情報共有
・地域包括ケアの透明性
・業務の効率化・省力化
を目的に東京大学秋山先生がプログラミングしている。i-phoneを用いてタッチ式で入力ができるようになっていて、クラウド型でVPNを利用、端末認証と個人のID・パスワードの管理で個人認証を行う。個人で入力した内容は、端末には残らず、万一端末を失くしても利用者の個人情報が端末から漏れることは無い。
費用面で、初期投資に4000〜6000万円、維持費に年間1000万円程度必要であるが、全県をカバーすることで一件当たりの経費を小さくすることができる。
現在、日本全域でいろいろな情報共有システムが利用されており、統一化できていないが岡山県では県主導で一つのシステムを利用するようにしてはどうか、との提案をしている。
問題点としては、現在、利用者の心身の状態を評価する際に様々なツールが利用されているが、情報の統一のためにはこの評価についても統一したツールが必要で、MDS、CGA、バーセルインデックス等あるがそのツールについての周知も必要になる。
TEL、FAX、メール、伝言メモ、HP等情報の伝達方法は様々あり、それぞれに利点がある。このシステムも地域の「顔の見える関係」がシステムを補完すると考える。

岡山市在宅アンケート結果の解説   (岡山市新病院・保健政策推進課福井課長)

救急車利用の在り方
次回以降に持ち越しとなった。

投稿日時: 2013年07月18日 (1190 ヒット)


夜間診療輪番制度モニタリング会議

日 時  平成25年6月6日(木)14:00〜15:00
場 所  北ふれあいセンター 4階研修室

出席者

町内会:則安野谷会長、遠藤馬屋上会長、
     黒住中山会長、吉仲馬屋下会長、久世平津会長、松倉桃丘会長
医師会:森脇、駒越、鳥越、難波晃、大橋、      事務局 岡田 
 


1. 御津医師会 森脇会長あいさつ 

2. 町内会長 黒住中山会長あいさつ

3. 協議
?夜間診療の実績報告
 人数はあまり変化なく少ない。
 当初、津高・御津地区と一宮地区の二か所で行っていたが、現在は一本化し
 ている。電話の2台を8月から1台にしたいので、町内会で回覧して欲しい。
 目立つピンクの紙に印刷して、それぞれの会長に早めにお届けし回覧をして
 いただくことで了解していただいた。

?御津医師会「地域医療」学術シンポジュムについて
    10月2日(土)夕〜 岡山ロイヤルホテル
 在宅医療連携事業を進めており、みつネット、津高一宮ネット、吉備中央ネ
 ットを立上げて会議を行っている。活動内容を地域の方にお知らせしたい。
 是非参加をお願いしたい。

?町内会からのご意見・アドバイス
  輪番制度は知っているが、周辺に救急病院が多いためそちらに行っていると
  思われる。「これだ!」という宣伝があったらいいと思う。
  
?その他
 ・一宮地区の「健康市民おかやま21」の企画について、今年度は桃丘地区が担
  当。会議のメンバーに入って欲しいのと、パンフレット1面を自由に使って
  いいので、協賛をして欲しい(5万円ほど)。会議は行事の前の3回程度。
 ・今後も、この時期に年一回程度の会議を行いたい。


 

 

投稿日時: 2013年07月01日 (1142 ヒット)


赤磐・北児島・御津 三医師会合同「有事医師派遣制度」調印式

日 時 6月2日(日)13:00〜14:30
場 所 岡山衛生会館6階役員室

参加者

岡山県医師会:丹羽会長、清水副会長・山崎副会長、木村専務理事、糸島理事・
中村理事・松山理事・神崎理事・江澤理事・山本博通理事・佐能理事
赤磐医師会 :櫻井和俊副会長・石原和泰副会長
北児島医師会:青景和英会長、中藤省治副会長・庵谷和夫副会長
御津医師会 :森脇会長、菅波理事・難波晃理事、事務局 岡田
その他   :則安野谷連合町内会長、森脇弁護士、山陽新聞、朝日新聞


 6月2日(日)岡山衛生会館六階会議室において、丹羽国泰県医師会長はじめ多くの方々の立会いのもと、三医師会合同有事医師派遣制度の趣旨説明会および調印式を執り行いましたのでご報告いたします。

1.経緯ならびに趣旨
「見放さないその命、医療現場を守る地区医師会」のキャッチフレーズのもと、御津医師会では相互扶助の精神に則り、平成19年より「会員が、病気や事故で一時的に休診せざるを得なくなったとき、この会員の診療所に有志を代診医として派遣し、診療所継続と共に地区住民の医療も保障する」という有事医師派遣制度を立ち上げ運用してきました。この制度は、参加する会員が多いほど各々の負担が軽減され、より普及できるものと考え、他医師会との連携を模索してきました。このたび、赤磐、北児島両医師会の先生方との話し合いが実現、お互いこの制度の趣旨を理解し運用するための取り決めに調印する運びとなりました。
2.取り決め事項の要約
?代診医派遣は、まず要請のあった会員の所属する医師会内で行い、それが困難な
場合に、?に規定する「三医師会合同委員会」で協議する。
?三医師会は、この制度を円滑に運用するため、各医師会の会長及び担当副会長に
より構成された「有事医師派遣三医師会合同委員会」を設置する。代診医派遣の
要請があった場合は、合同委員会で協議し派遣の決定、代診医の選出をおこなう。
代診医派遣により発生するトラブルに関しては、三医師会が共同で責任を持って
対処する。
地域医療とは、地域住民の生活を支援し生命を守ることです。地域医療を担う医師会員の病気や不慮の事故等による休診で、その地域の医療の空白ができることは避けねばなりません。この有事医師派遣制度が、地域住民と地区医師会との信頼形成のため、他の地域でもますます発展していく事を希望します。            (森脇)


 

投稿日時: 2013年06月17日 (1210 ヒット)


田益高齢者クラブ講演会

日 時 : 平成25年4月11日(木)15:00〜16:00
対象者 : 田益高齢者クラブ会員
会 場 : 田益協栄会館
参加者 : 30名
講演者 : 大橋 基 理事

 終末期、例えば、癌の末期とか高齢になり食べられなくなって、もうあまり永くはないといわれたとき、さてどこで最期を迎えるのがいいのかについて一度考えてみませんかというお話をしました。
 目の前の岡山医療センターは設備の整った立派な病院ですが、高齢の方やがんの末期の人が安らかに最期を迎えるべき場所であることを目指していません。あくまでも病気と闘う場所であるべきと考えられています。
 最後まで病気と戦い続けて最期を迎えるという選択肢もありますが、 ある年齢で、食事を受け付けなくなったり、飲み込めなくなったりした場合に、人工呼吸器とか胃瘻とかをつけて生きることを選ぶのか、最後はゆっくりと安らかな最期を選ぶのか、元気な今考えてみることは大切です。どのような選択がなされても我々は全力で支えるつもりはあります。おまかせして、結果が悪いとこんなはずじゃ無かったと後悔しないようにあくまでも自分で考えて自分で決めて自分で責任を取るという態度が尊いのです。意識がなくなったり、認知症がひどくなって決めることができ無くなってからでは遅いのです。今考えてみましょう。
 介護保険が始まって10年以上たって、たった一人でも最後まで自宅で 過ごすことも可能となってきました。食事、排せつ、入浴などもサポートしてもらえます。在宅医療に積極的な診療所の先生は往診してくださいます。24時間対応の訪問看護ステーション(看護婦さんが自宅に来てくれます)もできています。
病院や施設だけでなく自宅で最期を迎えることは十分可能になってきました。御津医師会地域連携室が作成したリーフレットには簡単な解説と困った時の連絡先が記載されています。一度お読みいただいて、自分なりの気持ちを整理してみていただけたらと思います。“QOL×時間”を最大化することが満足度をあげることになります。
 今までは時間が大切と考えられていて、少しでも長く生きている(心臓が動いている)ことが良いとされてきました。しかしここまで高齢化がすすみ、癌でなくなる人も増えてきますと、 時間も大切ですがQOL(生活の質・その人らしく生きる)を充実することで全体的な満足度(いい最後だった、いい人生だった)を上げることも考えるべき時代になったのだと思います。一緒に考えていきたいと思います。
                                                 (大橋)
 

 

投稿日時: 2013年06月03日 (1082 ヒット)


在宅医療に関わる保険請求講習会

日 時:平成25年3月23日(土)18:00〜20:00
場 所:ホテルグランヴィア岡山
講 師:NPO法人岡山介護支援専門員協会 会長 堀部徹氏
    岡山県看護協会 御津訪問看護ステーション所長 江田純子氏
    岡山光南病院 医療事務 原野裕子氏

参加者:計74名
病院・診療所・歯科・薬局・訪問看護・岡山市北包括・居宅介護支援事業所・
          養護老人ホーム・グループホーム・老人保健施設、岡山市等
御津医師会:森脇、駒越、鳥越、大橋、深澤、川島、福本、難波経豊、原田、宗盛、事務局:岡田 

 在宅に関する保険請求は医療保険・介護保険ともにかなり複雑でわかりにくく、在宅医療普及の阻害要因にもなっています。
 そこで、それぞれのスペシャリストをお呼びしての研修会を計画しました。
介護保険と医療保険について全般的な話を、岡山県介護支援専門員協会会長堀部 徹氏に、訪問看護・医療保険と介護保険でどう違うの?という点を岡山県看護協会御津訪問看護ステーション所長江田純子さんに、連携のために設けられた各種の保険点数の算定要件請求の仕方などについての解説を岡山光南病院医療事務員原野裕子さんに講演していただきました。
 森脇会長の意向は「医療関係者と介護関係者と同じ認識で仕事がしたい。在宅患者さんに対して、制度的にも立場的にも共通の認識をもって協働したい。そのことは知らないとかよくわからないと言わないで済むように、同じ時間に同じ場所で同じ講演を聞いて同じ認識になってほしい。」ということでした。
 ご参加いただけなかった方にも会長の思いをご理解いただけたらと存じます。この思いに応えられるように、今後も研修会を続けていけたらと考えています。
質問や疑問点、希望などございましたら医師会事務局までご連絡いただけましたら幸いです。
                                                 (大橋)
 

投稿日時: 2013年05月20日 (1076 ヒット)


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