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2011年2月巻頭言

                                               御津医師会副会長 大橋 基 

 医療連携について、先達お二人の意見を思い起こしました。
「住民は日頃から、地域のかかりつけ医に医療・健康診断・相談・指導を受け、必要なとき適切な病院へ紹介される。病態が安定したとき、返送あるいは逆紹介により再び地域のかかりつけ医に見守られ生活を続ける。大病院を選び治療を受けて病状が安定しても、病状が悪化した場合を心配して病院を離れられない。病状が悪化したときいつでも病院が引き受けることが理解されれば、患者は喜んで地域の診療所を訪れる。
その結果、住み慣れた地域で安心して暮らすことができる。これこそ医療の果たす役割である。医療連携とは、あらゆる医師が、患者を自分の患者ではなく私たちの地域の患者として認識し、さらに患者の生活を大切にすることである。」(日本医師会理事 野中 博)
「医療者に求められる意識改革と地域医療連携の視点は
?分野は違っても医療と関連する必要な制度を正確に理解すること
?急性期病院の勤務医は急性期病院以外の医療とケアの空間を理解すること
?患者本位の視点で必要な専門職と可変的なチームを編成すること(多職種協働)
?開業医は主治医機能を発揮して在宅医療・ケアを重視したチーム医療・ケアを行う  こと
?長期継続ケアを原則とした地域における包括的な医療とケアシステムを意識することである。」(尾道市医師会長 片山 壽)
というものです。
 第二回御津医師会「地域医療」学術シンポジュムでも急性期病院の役割、かかりつけ医の役割、急性期、回復期といった病院間の機能分化と連携(医療連携パス)について地域住民の方を含め活発な意見交換がなされ認識が深まりました。やはり、連携には、出会い、話し合い、分かりあうことが何より大切であると感じています。

投稿日時: 2011-02-01 17:28:37 (1414 ヒット)

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