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2010年7月 巻頭言

                               御津医師会副会長 森脇 和久
 “岡田ジャパン”の快進撃(6月28日現在)が、うっとうしい梅雨空を吹っ飛ばしてくれています。会員の皆様もなんとなく元気をもらいながら、毎日の診療にあたっておられる事と存じます。   
 さて、わが御津医師会も難波新体制のもと、4月の総会、5月の「強毒性インフルエンザ流行時の発熱外来の設置訓練」、6月の「御津医師会地域医療シンポジュウム」と立て続けに大きなイベントを開催し、“岡田ジャパン”同様順調に船出を致しました。ひとえに、会員の皆様方の甚大なご協力の賜物と深く感謝申し上げます。
 しかし、新執行部の一員として、何といっても感謝にたえないのは、「有事医師派遣制度」の初めての実施にあたり、会員の先生方から多数のご協力の申し出があった事です。スケジュール調整に戸惑った始めの二週間を、直ぐに快く埋めて下さった国立病院岡山医療センターの先生方、後半二週間で自院を休診してまでご参加頂いた会員の先生方、誠に有難うございました。厚く、厚く御礼申し上げます。
 菅波前会長が御津医師会会長に就任された時、まず最初に提唱されたプログラムが「有事医師派遣制度」だったと記憶しています。「病気等で休診せざるを得なくなった医院を、他の医師会員が分担して出向き、診療に当たる。こんな夢のような制度が本当に実施できるのか?」と内心では不安に思っていました。しかし、此の度実際にこの制度が実施され、成功裡に終える事ができ、会員一同の勇気と、結束の固さを大いに誇りにしたいと思います。
 この御津医師会有事医師派遣制度は、どの医師会に対しても胸を張って自慢できる我が医師会の宝であり、この制度が有効に機能している限りは”御津医師会“の快進撃も続くものと自負しております。医師会会員の先生方のさらなるご協力を切にお願いする次第です。  

投稿日時: 2010-07-02 16:31:45 (2338 ヒット)

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