岡山空港航空機事故対策について 12/3

投稿日時 2009年12月17日 | カテゴリ: 2009

日時:平成21年12月3日(木)13:30〜
場所:すこやか苑1F

出席

空港管理事務所:出井英明事務所長、福田稔事務所次長、
           山本修航空企画推進課副参事、杉本弘之主任 
御津医師会:菅波、難波、山谷、田村、津曲、  岡田

 
基本概念      
岡山空港に最も近い地元医師会として、とにかく一刻も早く駆けつけて、迅速
な対応をすることが肝要。    


? 御津医師会一斉連絡 携帯アドレス届け出数 約30人(11・30時点)
   県庁メールサーバーの利用(御津医師会員のグル−プ登録、管理事務所職員が、連絡内
    容を登録して一斉メールする)
   御津医師会員は救護班緊急用腕章参加者全員確保

航空機事故が発生した場合の対応(岡山空港緊急時対応計画抜粋)
○ 航空機事故発生:半径9kmの円内区域=管制官がクラッシュホーンを用いて通報
○ 関係機関への通報:岡山市消防局、警察本部、岡山県(危機管理課、航空企画推進課)、
                     医師会、日赤等
○ 初動対応
1. 消火活動:消防車3台(空港内常駐)
2. 岡山空港航空機事故現地対策本部の設置(管理事務所)
3. 空港閉鎖:閉鎖必要性の協議、閉鎖の場合ノータム発行を依頼
4.  情報収集:関係機関への連絡
5. 空港消火救難隊の編成 班員226名 連絡班、消火救難班、警備班、渉外班
6. 救難活動
    現地調整所の設置
    調整員:消火救難班、救護班、警備班、渉外班
   岡山県警察及び岡山市消防局も設置
   被災者救護区域の設置=御津医師会救急班集結地
   ? 搭乗者集結地区→?負傷者識別地区→?救護地区→?負傷者搬送地区の
        順に設置
    救急医療用搬送車   
7. 入場規制
8. 一般客の避難誘導

○ 消火活動:岡山市消防局
○ 機内に取り残された搭乗者の救出
○ 医療救護活動:負傷者識別・搬送 
   現場指揮者 ドクターコマンダー(岡山医療センターor川崎医科大)
   負傷者搬送責任 消防機関救急隊長

? 患者搬送 原則的に救急車=周辺レンタカー:ワゴン車の確保
    実際の運転は全日空等航空機会社職員等
    軽トラック荷台等も考慮:救急車が間に合わない、多数の搬送が必要等の場合を考慮
     し、検討課題とする。

 ◎医療機材:基本的に気道、血管確保までとする
  ア)挿管セット 現在空港には1セットしかない
    同様セット   10セット確保
    ブレード大中小 10セット
    イ)酸素吸入:市販の携帯用30分程度使用可能なもの10個
  ウ)足踏み式吸引機 3台
  エ)アンビューバッグ 10セット
  オ)輸液セット 5セット、大人用10セット

○空港における救急用具実地確認
  災害救急管理委員会(山谷、田村、津曲、難波)の4名による実地確認

○空港管理事務所確認事項
1)病院受け入れ態勢=今後県危機管理課、施設調整
     聖路加病院方式:病室なくとも、特に各重症者2名の搬入許可を取る
2)救急用腕章、通行・駐車許可証、赤色灯 等
3)出動医、看護師等安全保障:保険等
                                        (難波晃)

 






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