御津医師会5名の副会長のうち、政務、危機管理部門を担当させていただいております。政務関連の仕事としては県医師会や、県医師連盟などの会議に出席して、県医師会を通じて知らされる日本医師会や厚生労働省の政策方針などを医師会員の皆様にお知らせしたり、地区医師会の意見を県医師会に伝えたりする仕事をしております。県医師連盟のほうは選挙の際に医師会としての意見を纏めたり、県医師会としての方針をお伝えすることが仕事になります。
危機管理としては長年理事の山谷先生にお世話いただいておりますが、岡山市内医師会連合会を軸にした災害救急医療委員会に参加し、毎年の災害救急医療訓練を行うのも大事な仕事の一つです。その他理事の先生にまかせきりですが産業医関連、産業廃棄物処理関連、勤務医関連の仕事等があります。
県医師会での最近の一番の話題は、やはりレセプトオンライン化です。県医師会はオンライン化完全実施には反対していろいろ努力しておりますが、実りは少ないように思われます。また後期高齢者医療制度による75歳以上の方たちの医療費自己負担増加、小泉政権以降の医療福祉関連予算2,200億円の削減、医師会等を含めた公益法人の制度変更の問題等課題は山積しています。
危機管理部門として御津医師会として今後進めていかなくてはならない課題に新型インフルエンザ対策、更に私たち御津医師会に特有の問題として岡山空港における航空機事故対策というものがあります。小さい医師会にしては課題は大きいわけですが、皆様のご協力をいただきながら少しでも問題を解決していきたいと願っております。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
平成21年3月16日
御津医師会副会長(政務危機管理部門担当)
難 波 晃
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