第1回津高一宮ネット全体会

投稿日時 2014年07月14日 | カテゴリ: 2014

日 時:平成26年6月19日19:30〜21:00 
場 所:岡山医療センター西館8階会議室 

参加者

(地域)三宅・菱川・林 (診療所)中村・上畑 (薬局)大呂・高木  
(サービス事業所)橋本・小村・高瀬・宮元・宮地・板野
(病院連携室)黒原・横田・前田・津島・鷹取・大田原・山口 
(行政)徳田 (包括)能勢 (御津ネット)大森・成広
(医師会)駒越・大橋・鳥越・難波 (事務局)岡田 (連携室)森

                                  
1 開会  

2 自己紹介 

3 事項
会の開催に当たり、みつネットと津高一宮ネットの成りたち、構成員の違いなど説
明。在宅医療推進という目的ははっきりしている。そのやり方は、医師会が中心と
なって地域や多職種、急性期病院などと連携しながら進めていくものである。その
ための会議を本日行っていますということを説明した。
?平成26年岡山県在宅医療連携拠点事業を継続して実施中 
今年度の取り組みについて        
 ・見える事例検討会 8月2日開催決定・参加者募集中
 ・エンディングノート上映会  9月 10月・公民館で予定 
 ・岡山市訪問診療スタート支援研修事業(第1回キックオフミーティング)
50名参加      
   ・御津医師会在宅医療を考える会開催 ・・12名参加
在宅に取り組む医師は確実に増えている。医師会としてはバックベッドの
確保や緊急時のバックアップ体制を作っていくこと、使えるツールを作成
することなどを考えている。 
 ・ワールドカフェ開催について(主催:津高一宮ネット 岡山市 ) 
    ★ 申し込み僅かです皆様声賭けお願いします。
?話題提供
 ・第16回日本医療マネジメント学会学術シンポジウム 報告(鷹取氏)
    急性期病院で前方連携をやっている立場での地域の入院要請に対する思い、
是非ベッドを確保しなければという思いと、どうして相談もなくそのような
患者さんを救急外来に送ってこられるの?という思いもある。話し合って限
りある資源を有効に使えるようにしたい。
【主なやり取り】
・2025年に向けて医療だけでなく、生活を支える介護も含め地域包括ケアが目指
す方向性。
 在宅を選択肢として可能にするにはそれを支える医師の充実が課題。(駒越)
・治らない病気を持って在宅に戻る患者を支えるためには24時間365日携帯に出
る覚悟が医者に必要。(大橋)
・救急患者の受け入れは急性期診療の使命だが、ベッド確保上 患者の状態によ
り受け入れなど課題は多い。こちらから線を引くには問題がある。連携室間の
意見交換もできるよいのでは。(津島)
・重症度が高くても家にいたい人を24時間体制で支えていけるよう地域と連携
しながら訪問診療を進めてゆきたい。(中村)
・65歳以上の方の生活支援 看取りはもちろんですが 限界集落での最期・支
援についても考えてゆきたい。(能勢)
・医療の場では年齢で患者の命の長さを決められている。患者の暮らしや希望や
思いなど在宅をみている訪問看護を患者情報共有の発信源として活用してほ
しい。(高瀬)
  ・小規模多機能居宅は 通い・泊・訪問のサービスで柔軟に対応出来る。(小村)
  ・それぞれの役割理解と顔の見える関係は重要「在宅がん患者の想いに寄り添い
支援している。」バックベッドがあると安心。(橋本)
・医療ニースの高い方の支援が増えてきた。高齢者にどう寄り添うかケアマネは
人の命を抱え込むこともあり支援に迷う。正解はない。(宮元)
・昔は全快で退院だったが現在はそう長く入院させてもらえない。治らなくても
帰される。高齢者は健康や暮らしに対し不安をたくさん抱えている。医療だけ
では支えられない。地域で安心して暮らせるためにどうすれば良いか検討啓発
が必要。(菱川)
・介護予防や認知症予防も重要である。病院のベッドで死にたい意識は強い。(三
宅)
・高齢になれば近所の先生を頼りに必要があれば大きな病院に通院、入院をし治
療を受ける。町内には一人暮らしの人も多いので「町内で見てゆく心配り」が
必要。自宅に戻れば自分たちが地域で見守る。(林)
・高齢者に対する急性期の治療のゴールに迷う。できれば元の所に帰してあげた
い。(山口)
・急性期と医師会。医師同士の意見交換会を行い、中検若手医師の意識に変化が
見られている。(大田原)
・在宅看取りの経険のないスタッフが看取りをする。スタッフの啓発や課題は多
岐にわたる。客観的評価できる物差しが必要。(鷹取)
・薬剤師も安心手帳など作成し患者さんの意識を変える啓発活動について検討し
たい。(大呂)
・患者の不安に対して開業医のサポート・訪問看護師の存在をアナウンスしてゆ
きたい。(宮地)
・癌患者を在宅で支えるには、急性期医師と在宅主治医の対話が大切。やりっ放
しにならないように事例をとうして癌でも家で暮らしてゆける事を伝えてい
く事が必要。(大森)
・地域差や価値観の違はあるが病院との連携・診療所同士の連携を進めるために
歩み寄っていきたい。(鳥越)
・在宅支援薬局70軒が岡山市に認定され、岡山市在宅支援薬剤師としての活動
が始まっている。
・多職種連携・在宅での受け皿(人・施設など)を増やしてゆかないといけない。
在宅医療の流れや繋がりを市民や地区組織へ専門職と共に啓発してゆく。(徳
田)
・開業医も医療・治療だけでなく生活を診る時代(難波)
・急性期病と施設を行き来する患者さんに対して何が出来るのか、今の療養でい
いのか常に迷う。年齢だけでは量れない、在宅の情報をいただきたい。
・治療ゴールについて医師からの説明を受けて患者さんが選択できるよう情報提
供を行なう。地域連携室は院内で最も在宅に近い位置にある。(黒原)
・地域で生きている。出来るだけ患者さんの受け入れが可能となるようべットコ
ントロール頑張っています。(前田)
・医療現場への働きかけ皆さんと共に取り組んでいく。(津島)

4 閉会 

次回予定 
日時: 9月 11日(木)19:30〜21:00
会場: 岡山中央病院 2階セミナー室






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