日時 平成31年2月2日(土)14:00〜17:00
場所 岡山ロイヤルホテル
参加 88名
在宅医療介護における問題を専門的かつ具体的に議論し、職種を超えて問題を共有し、理解を深めることで、より円滑な在宅医療介護の連携体制を構築することを目的とし、医療介護の従事者および行政担当者を対象として、「在宅医療介護福祉の現場におけるトラブル」というテーマで実施した。
まず、北須磨訪問看護・リハビリセンター長の藤田愛氏に「訪問時に利用者・家族から受けるセクシャルハラスメント〜被害にあわないために何ができるのか〜」というテーマで講演をしていただいた。
次に、「在宅医療介護福祉の現場におけるトラブルについての検討」というテーマでシンポジウムを実施した。在宅医療介護福祉の現場におけるトラブルについて、以下の二部に分け、各々においてプレゼンテーション、グループワーク、討論を行った。
一部は、在宅医療介護福祉における困難事例として、精神疾患を患う子が認知症高齢者の医療介護のキーパーソンになっている事例について、岡山市北区北包括支援センター長の多田充宏氏にプレゼンテーションしていただいた。参加者は10テーブルに分かれて着席し、各テーブルで提示事例への対応などの議論を行い、代表者が発表した。また、医師・看護師・ケアマネ・介護士・行政担当者など各職種の代表者にパネリストとして意見をいただいた。
二部は、在宅医療介護福祉の現場におけるトラブルについて、医療介護福祉の従事者および行政担当者を対象として行った事前アンケートの結果をもとに、難波経豊副会長がプレゼンテーションを行った。そして、それについて各テーブルで議論を行い、担当者が議論内容を発表した。
多くの方にご参加いただき、それぞれが抱える問題点などを共有し、活発な意見交換ができ、大変有意義なフォーラムとなった。
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