巻 頭 言
新年を迎えて
御津医師会会長 大橋 基
新年あけましておめでとうございます。平成30年となりました。良い年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は事務局岡田さんの頑張りで、この10年の活動をまとめて第一生命保健文化賞に応募し、受賞の栄誉を得ることができました。
厚生労働大臣賞は立派な評価の証だと思います。会を代表して帝国ホテルでの授賞式への出席、翌日の皇居での天皇皇后両陛下へのご拝謁は身に余る光栄でした。
そして、塚本先生の日本医師会「赤ひげ大賞」受賞の栄誉がございます。加茂川地区での地域に密着した先生の日々の診療や地域への働きかけが評価されました。
このような先生が御津医師会に居てくださり、一緒に活動できていることを誇りに思います。
このように、御津医師会の活動が注目され評価されてきていると感じています。
繰り返し申し上げてまいりましたが、地域で命と健康を守るのは我々医療者です。
ただ、生活が成り立たなければその使命を果たすことは出来ません。地域にはいろいろな組織、団体が存在しますが、それらを同じテーブルに載せる、プラットホームづくりに最も強力な組織が地区医師会であると思っています。
「医師会(医者)は力はあるが面倒くさい」から、「医師会(医者)は力があるし頼りになる存在」になってきたのではと思っています。
この10年いろいろな活動をしてきました。地域での講演会やシンポジュム、映画上映、意見交換会など意外とスムースに受け入れられたという印象です。
日々の診療でも、「医師会が地域のために何かしらしてくれているようだ」との感じを持っていただけてきたように感じています。
地域の方も、行政も病院や介護関係団体とも顔の見える関係ができ協力し合いながら活動できる素地ができてきたと感じています。
医療保険・介護保険の同時改定が真近に迫っています。財政的には若干厳しい改定になる可能性もあるようですが、何とか地域での各団体との関係性は保ちながら、地域医療の発展に寄与できるように微力ながら頑張りたいと思っています。
1月20日土曜日には「報告と感謝の集い」がございます。1月27日土曜日には第5回病診医介連携ネットワークのワークショップがございます。
済生会病院で救急病院・介護施設・救急隊の方々にもお集まりいただき意見交換を行う会を考えております。ご支援と、ご参加を宜しくお願いいたします。
|