2009年01月 巻頭言

御津医師会会長 菅波 茂

新春のお喜びを申し上げます。

御津医師会に託された地域住民の方々の「健康と命」を守り抜 くことが医師会としての使命です。その使命を共に担ってくれて いる医師会員を支える運命共同体としての職員、連携病院の方々、 そして「平均寿命世界一」の影を光へと昇華さす介護保険関係の 方々に厚くお礼を申し上げます。

2009年の新年を迎えて、新たな3つの視点を考えざるを得なく なっています。最初は、深刻化する経済危機により医療費が払え ない人達を如何に守るか。連合町内会との連携が不可欠になりま す。次に、数年以内に流行する可能性が高い新型鳥インフルエン ザへの対応に地区医師会を超えた政策連携が求められます。最後 が、岡山空港航空機事故や南海大地震などの災害への対応です。1995 年に発生した阪神大震災では被災地への医薬品供給が最大の課題 の一つでした。問屋および製薬メーカーとの連携が命綱になりま す。昨年の御津医師会「報告と感謝の集い」にこの3つの視点か ら協力関係の必要な方々に集まっていただきました。あらためて 感謝申し上げます。

見放さない!その命。御津医師会「医療現場を守る」相互扶助 プログラムを充実する形式で上記3視点に対応が可能と思ってい ます。激変する環境に対応する解決方法は団結しかありません。2009 年が御津医師会にとって医師会の使命が果たせる飛躍の年になる ことを祈念します。

投稿日時: 2009-01-27 20:52:18 (1291 ヒット)


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